九州新幹線長崎ルート新鳥栖-武雄温泉の整備方針に関し、佐賀県の引馬誠也地域交流部長は4日の定例県議会一般質問で、JR九州が全線フル規格での整備を求めるのであれば、「在来線をどうするのかは、JR九州から提案するのが筋だ」との考えを示した。
JR九州の古宮洋二社長は11月の定例会見で、10月に行った山口祥義知事との意見交換の内容に触れて「誰が運営するかは別問題だが、鳥栖-佐賀は当然鉄道は残るエリア」「在来線特急は、その時の需要動向に応じて決まっていく」「新幹線がつながると乗客はほぼ新幹線に行くので、そのまま特急は残らない」などと説明した。