佐賀空港への自衛隊輸送機オスプレイ配備計画で、山口祥義知事は27日、新駐屯地が来年7月に開設予定であることから、防衛省との間で合意している100億円の漁業振興基金の創設に向けた議案を、来年の2月定例県議会に提出する方針を示した。11月定例議会の開会日、提案事項説明で言及した。
県は2018年8月に配備要請を受け入れた際、防衛省が空港着陸料として、有明海の漁業振興と補償のために20年間で支払う計100億円の基金を創設することに合意した。毎年5億円を積み立てる。来年7月から配備が始まる予定のため、空港条例を改正し、基金条例を制定する。