決勝・浜友少年-鏡ミラーズ 3回表浜友少年1死3塁、4番加茂侑朔(中央)が2点本塁打を放ち4-0とする=唐津市二タ子の浄水センター運動広場

決勝・浜友少年-鏡ミラーズ 3回表浜友少年1死3塁、3番松永流輝斗が右前打を放ち2点目を奪う=唐津市二タ子の浄水センター運動広場

10年ぶり4度目の優勝を飾った浜友少年の選手たち=唐津市二タ子の浄水センター運動広場

 第21回佐賀新聞社旗争奪唐松地区少年軟式野球大会(佐賀新聞唐松地区販売店会・佐賀新聞社主催、唐津地区少年軟式野球連盟主管)最終日は24日、唐津市二タ子の浄水センター運動広場で準決勝と決勝の3試合があった。決勝は浜友少年が鏡ミラーズに7-0で大勝し、10年ぶり4度目の優勝を飾った。

 決勝は浜友少年の長打力と走力が光った。二回に5番川原愛介が右越え三塁打を放ち、6番小形奏太の適時打で先制。三回には単打に走塁を絡め、4番加茂侑朔の本塁打も飛び出し3点を追加した。その後も2番鶴千亜希と加茂の本塁打でリードを広げた。投げては先発川原らが相手打線を1安打に抑え、反撃の機会を与えなかった。

 決勝で2本塁打を放ち、最優秀選手に選ばれた加茂は、次週の最後の大会が相撲の全国大会出場と重なり、ラストゲームだった。「準決勝で打てず、決勝はバットの芯に当てることだけを考えて打席に入った。打線がつながり、全員野球ができてよかった」と笑顔を見せた。(宮﨑勝)