中3の夏に一晩、プチ家出をした。けがの影響で目指していた部活の大会の出場を逃し、悔しさをこらえきれなかった。しょせんは中学生、家出先もたかが知れている。翌朝、友人宅に親が迎えに来たが、何十年たっても思い出すと涙が止まらない記憶だ。