武雄市の武雄高(下村昌弘校長)は、県外や県西部地域以外から通学する生徒のために「下宿先」の募集を開始した。県教委が、県外からの受験受け入れや通学区域廃止などを実施したところ、県外や県西部以外からの入学希望者が増加した。武雄市内で空き部屋のある家の所有者や、子育てが一段落し高校生の受け入れが可能な家庭などからの協力を募る。
同校によると、県立高校が22年度から県外からの入学を認め、23年度から通学区域を廃止し県内どこからでも受験が可能になったため、県外や県西部以外から入学を希望する生徒が増えたという。現在は1学年240人に対し5~6人ほどが、佐賀市や長崎県内から通学している。