唐津市で開かれた九州花火大会で行方不明になっていた女性を保護したとして唐津署はこのほど、唐津市原の古賀来飛(らいと)さん(福岡・飯塚高3年)に感謝状を贈った。
古賀さんは10月12日に開催された花火大会を友人と見た帰りに、自宅近くの歩道に座り込んでいる60代女性を見つけた。一度は帰宅したが「危ないと思った」と再び女性の元に戻り、転倒した際にすり傷を負ったことなどを聞き、110番した。
同署によると、女性も花火大会を観賞し、トイレで家族とはぐれて行方不明届が出ていたという。辻俊彦署長は「花火大会で人が多く、なかなか見つけられなかった」と感謝した。古賀さんは「一度家に帰って家族に話したことで助けられた」と振り返った。(松岡蒼大)