31日に佐賀市で開幕した「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」について、佐賀バルーンフェスタ組織委員会と熱気球大会佐賀運営委員会は31日、大雨の予報が出ている影響で、11月1、2日の競技を中止すると発表した。3日以降の競技も、主会場の嘉瀬川河川敷を使用しない方向で実施の可否を検討する。
佐賀バルーンフェスタ組織委員会によると、2日にかけて大雨の予報が出ていて、嘉瀬川河川敷が冠水する可能性があると判断して電気、トイレなどの施設を撤去することにした。雨が上がった後も、大雨によるグラウンド状態の悪化で、飛行が難しくなる事態も想定される。
3日以降の競技は雨の降り方や影響を考慮した上で、会場を使用しない方向で実施できるかどうか改めて協議する。
バルーンフェスタは4日までで、国内をはじめ米国、韓国など15の国と地域の127機が参加している。初日は午後に競技も行われ、8万5千人が来場した。(川﨑久美子)