大町町は30日、副町長に佐賀県地域交流部SAGA2024競技運営チームリーダーの川原恵氏(48)を選任する人事案を町議会に提出し、全会一致で同意された。11月1日に就任する。現副町長の内田学氏(49)は県に復帰する。
川原氏は多久市出身で小城高―九州大法学部卒。1999年に県職員になり、2020年からSAGA2024関連部署の副課長、空港課参事などを務め、23年12月から現職(課長級)。10月31日で県職員を退職する。現在は佐賀市在住。
大町町の副町長は歳出削減の一環で15年から空席だったが、19年の佐賀豪雨で復旧対応のため県に派遣を要請して復活。県職員からの就任は今回で3人目になる。任期は4年間だが、状況に応じて県と協議する。(小野靖久)