B1ホーム開幕戦で佐賀バルーナーズは、レイナルド・ガルシア選手らが奮闘したが千葉ジェッツに惜敗した=佐賀市のSAGAアリーナ(撮影・山田宏一郎)

 バスケットボール男子・Bリーグ1部(B1)西地区の佐賀バルーナーズ(佐賀市)は23日、佐賀市のSAGAアリーナで千葉ジェッツとの今季ホーム開幕戦に臨んだ。最終第4クオーターは一時、リードする展開だったが、東地区首位の相手に74―79で惜敗した。

 B1で2年目のシーズンとなる今季は開幕から6試合を敵地で戦い、4勝2敗とまずまずのスタートを切った。待望のホーム戦には、クラブ史上最多を更新する8782人のブースター(ファン)が詰めかけた。

 観衆の大声援の後押しを受け、日本代表の富樫勇樹選手らを有する相手と、試合開始直後から一進一退の攻防を繰り広げた。しかし、第2クオーター終了間際に富樫選手らに得点を許し、主導権を渡した。

 第3、第4クオーターは献身的な守りから、新加入の金丸晃輔選手や角田太輝選手の3点シュートなどで得点を重ねた。第4クオーター中盤に逆転に成功したが、終盤の相手の猛攻を抑えきれず、競り負けた。(北川尊教)