第20回秋の花とみどりの市(同実行委員会・県造園協同組合主催、県立吉野ケ里歴史公園・佐賀新聞社共催)が19日、神埼市郡の吉野ケ里歴史公園臨時駐車場で始まった。28日までの期間中、16業者が出店し、花苗や庭木などを展示即売している。
会場にはパンジーやキンギョソウといった色鮮やかな花苗、レモンやミカンなどのかんきつ系の庭木、栗の苗木などが並び、来場者らは目当ての品を探しながらゆっくりと見て回っていた。
花苗などのほか、棚田米や乾物も販売している。天井からつり下げるスパニッシュモスを購入した吉野ヶ里町の女性(75)は、「3年前に購入して枯らしてしまったので、また出合えてうれしい。出店している鍛冶屋さんで包丁研ぎもしてもらえるので、重宝している」と話した。開場時間は午前9時から午後5時まで。(福本真理)