第155回九州地区高校野球大会組み合わせ

 来春の選抜高校野球大会出場校選出の資料となる「第155回九州地区高校野球大会」の組み合わせ抽選会が18日に行われ、出場16校の対戦相手が決まった。佐賀大会を10年ぶりに制した龍谷は19季ぶりの出場。大会第1日の26日、柳ヶ浦(大分第2代表)と戦う。2季連続出場の佐賀北は大会第2日の27日、沖縄尚学(沖縄第1代表)と顔を合わせる。

 龍谷は主戦の勝間田莉音の力投が光る。県大会準々決勝から決勝まで3試合、29回全てでマウンドを守り、一人で460球を投げ抜いた。打線は準決勝、決勝と終盤の粘りで逆転勝利を呼び込んだ。対する柳ヶ浦は大分大会を全て3失点以内に抑え、決勝で12安打を放つなど攻守に力がある。

 佐賀北は県大会わずか2失策の堅守で流れを呼び込み、足を絡めた攻撃で好機をつくる。3番の野田錬平は打率4割6分超えで好調で、4番で中堅の宮﨑淳多は広い守備範囲と打力に期待がかかる。29度目の出場の沖縄尚学は、1年生主戦の末吉良丞が最速150キロを誇る。

 大会は26日に開幕し、11月1日までの6日間(30日は休養日)、大分県の別大興産スタジアムと佐伯中央病院スタジアムの2会場で行う。(北川尊教)