秋の新聞週間(15~21日)に合わせ、佐賀新聞社など新聞社6社と販売店でつくる佐賀県支部新聞公正取引協議会は18日、佐賀市のモラージュ佐賀で試読紙を配った。若い世代にも新聞に関心を持ってもらおうと、買い物に訪れた家族らに試読を勧めた。
読み比べができるよう、佐賀、西日本、日本経済、読売、毎日、朝日の6紙のうち2紙のセットを120組用意し、各紙のPRパンフレットとともに手渡した。
試読紙を受け取った角春乃さん(31)は「新聞を読む習慣はないが、新聞はテレビのニュースよりも詳しく、じっくり内容を知ることができる。新聞からも情報を得るようにしたい」と語った。
同協議会の野田豊事務局長(69)は「新聞によって内容が違うことを知ってほしい。教育にも役立つので、ぜひ家庭に取り入れていただきたい」と話した。(松尾綺子)