インドネシアのジョコ大統領(63)が20日、2期10年の任期を満了し退任する。「インフラ整備で国際的な競争力を押し上げた」と自負し、庶民派指導者として高い支持率を維持。一方、権力の監視機能を弱め民主主義は後退した。本人は政界引退を示唆するものの、政治的影響力維持を図るとの観測は強い。