佐賀国スポに出場した佐賀県選手団の解団式が、SAGAアリーナ(佐賀市)で総合閉会式終了後に行われた。ウエイトリフティング女子で優勝した安嶋千晶選手(チームSSP)が、県旗を団長の山口祥義知事に返納した。地元開催の重圧をはねのけてきた選手たち。山口知事は「みんなの人生の大事な1ページがこの国スポになり、大切な時間になった思う」とねぎらった。

 式では、県勢選手のハイライト映像で大会の軌跡をたどった。アリーナ上部の大型ビジョンに活躍ぶりが映し出された選手の周囲で、盛り上がりを見せていた。ソフトボール少年男子に出場した野中颯斗選手(牛津高)は「映像を見ると、やっぱり勝ちたかった」と悔しさをにじませた。