カヌースプリント少年男子カヤックペア予選　息を合わせてパドルをこぐ森田正衣斗・井手上貴一組（ともに鳥栖工高）＝佐賀市の富士しゃくなげ湖水上競技場 画像を拡大する

カヌースプリント少年男子カヤックペア予選　息を合わせてパドルをこぐ森田正衣斗・井手上貴一組（ともに鳥栖工高）＝佐賀市の富士しゃくなげ湖水上競技場

　カヌースプリント少年男子カヤックペア（500メートル）の森田正衣斗・井手上貴一組（ともに鳥栖工高）は、予選2組で4位。上位3組が進める決勝進出を逃し、12日午前の準決勝に全てをかける。

　レース前は「緊張していた」と口をそろえた2人。スタートで井手上が「パドルの操作でミスが出た」と出遅れたが、その後は立て直した。森田は「楽しんでこぐことができた。全力は出せた」とうなずいた。

　準決勝を突破すれば午後の決勝と合わせて2本のレースをこなすことになる。気温や風によってはタフな試合となる。森田は「この会場でたくさん練習してきた。体力には自信がある」と、上位進出へ自信をみなぎらせた。（中村健人）