弓道少年女子近的で優勝した佐賀県チーム。(右から)林心咲選手、山口慧花選手、野中理加選手、笠原結心選手、笠原大輔監督=多久市緑が丘弓道場(撮影・古川浩司)

レスリング成年男子グレコローマンで優勝した97キロ級の角雅人選手(右)と130キロ級の仲里優力選手=嬉野市中央体育館(撮影・米倉義房)

レスリング少年男子グレコローマンで優勝した55キロ級の中島拓摩選手(右)と60キロ級の前田太晟選手=嬉野市中央体育館(撮影・米倉義房)

 SAGA2024国民スポーツ大会は7日、嬉野市中央体育館U―Spoや多久市緑が丘弓道場などでレスリングや弓道などが行われた。佐賀県勢は、弓道少年女子近的で初の金メダルを獲得した。レスリングでは成年男子と少年男子の計4階級で優勝した。 

 弓道少年女子近的の佐賀県チームは、決勝で愛媛県チームと対戦した。野中理加選手(武雄高)が4中し、栄冠を手にした。レスリングは、成年男子グレコローマンスタイル97キロ級の角雅人選手(自衛隊)が決勝を1分10秒で圧倒。同130キロ級の仲里優力選手(チームSSP)は決勝で8―1のポイント勝ちを収めた。少年男子グレコローマン55キロ級の中島拓摩選手(鳥栖工高)は豪快な投げ技で大差を付けて優勝し、同60キロ級の前田太晟選手(同)は2―0の僅差で頂点に立った。同71キロ級の三浦修矢選手(同)は3位入賞を果たした。

 新しい取り組みとして、レスリングで今大会初めてナイトゲームが開催され、仕事や学校を終えた観客が試合を見守った。8日のバレーボールなどでもナイトゲームが開催される。(北川尊教)

表彰台

【1位】

▽弓道少年女子近的
 佐賀県選抜(林心咲、山口慧花、野中理加)
▽レスリング成年男子グレコローマン97キロ級
 角雅人(自衛隊)
▽レスリング成年男子グレコローマン130キロ級
 仲里優力(チームSSP)
▽レスリング少年男子グレコローマン55キロ級
 中島拓摩(鳥栖工高)
▽レスリング少年男子グレコローマン60キロ級
 前田太晟(鳥栖工高)

【3位】

▽レスリング少年男子グレコローマン71キロ級
 三浦修矢(鳥栖工高)