ホンダと佐賀新聞社が主催したバルーンデザインコンテストの入賞者が決まった。全国から寄せられた3316点の中から、小学校低学年部門の中村僚さん(浜崎小3年)の作品が最優秀賞に選ばれた。中村さんがデザインしたバルーンは、来年の佐賀インターナショナルバルーンフェスタで初飛行する。
ホンダが8年ぶりに新しい競技用バルーンを制作するにあたり、球皮のデザインを募集した。小学校低学年から成人までの5部門を設け、9月28日の最終審査で佐賀大芸術地域デザイン学部の世利幸代准教授らが選考。最優秀賞のほか、優秀賞3点、入選30点が決まった。
中村さんがデザインしたバルーンのテーマは「夢はドローンの操縦士(パイロット)」。審査員を務めたホンダスポーツプロモーション部の松浦康子部長は「空に浮かんで、わくわくする感じが伝わってきた。今度は私たちが、その絵が持っている熱量をしっかりと球皮に描きたい」と話した。
表彰式は11月2日、佐賀市内で行う。
優秀賞の受賞者は次の通り。(敬称略)
小学校高学年部門 福田駿(思斉館小学部4年)▽中学校部門 池田心夢(青嶺中3年)▽成人部門 小串文菜