平常心を保って消防活動を
鹿島市消防団女性部 小野原 和心さん(20)

市役所に入庁して2年目、今年4月に鹿島市消防団女性部に入りました。父が団員だったので、消防団の存在は幼いころから馴染みがありました。私が消防団に入ったのを報告すると、父は「はぁっ?」と眼を剥いて驚いていました。
女性部の役割は、主に広報活動です。消防車両に乗って住民に、火災予防を呼びかけます。また、今年の夏季訓練では人命救助の方法やAEDの使い方など、人の命を守る実践的な研修も受けました。鹿島市消防団の女性部は14人いますが、年齢層が広く、しかも経験を積んだ団員もいるので、安心して活動できます。
小学3年から剣道をしていて、中学・高校では、強豪校で腕を磨きました。竹刀を持ち、相手を打ち勝つには平常心が非常に大切です。火災などいかなる非常事態でも、平常心を保ち、冷静な行動を心がけて消防団活動に取り組んでいきます。

夏季訓練で、人命救助の研修を受ける鹿島市消防団の女性部団員
このコーナーに関するご意見、ご感想をお寄せください。
消防団員募集中
佐賀県消防保安室
TEL:0952-25-7026
FAX:0952-25-7262