公明党の新たな代表に石井啓一幹事長が決まった18日、党佐賀県本部の中本正一代表は「(石井氏の)妻が佐賀市久保田町出身で佐賀県との縁も深い。正義感が強く、語り口も含めて堅実なタイプ。力強いリーダーになっていただけると思う」と期待を寄せた。
中本氏は「石井氏との雑談で『妻と義母が佐賀弁で話していると、何を言っているか分からないんだ』と笑われていた」というエピソードを紹介。国土交通相時代には佐賀県を訪問したこともあり、「佐賀のことをよくご存じ」と話す。
早期の衆院解散も見据え「石井氏を中心に結束し、党の躍進に向けて頑張っていきたい」と語った。
連立政権を組む自民党県連会長の福岡資麿参院政審会長(参院佐賀選挙区)は、石井氏について「政策にすごく詳しいという印象を持っている」と述べ、「自民もまさにこれから新総裁が決まる。これまでの信頼関係をベースに、新しいものを築き上げていくことだと思う」と関係強化を期待した。(栗林賢、大橋諒)