手作りの菓子や小物などを販売する牛津高の生徒たち=小城市牛津町のショッピングプラザ「セリオ」

 小城市の牛津高の生徒たちがこのほど、牛津町のショッピングプラザ「セリオ」で販売実習に取り組んだ。手作りの菓子や小物を店頭で販売し、地域の人たちと触れ合った。

 食品調理科は、地元の牛尾梅林の梅を使ったクッキーや市内の和菓子店と共同開発した大福などを販売。服飾デザイン科は、和風のカードケースなどを店頭に並べた。「牛高茶屋」と銘打った生活経営科による煎茶接待のコーナーも設けられ、買い物客をもてなした。

 3年の橋本晴(はる)さんは「自分たちが作ったものが売れたらうれしいし、買われない時は次どうしようかと考える。お客さんの表情を見られるのはいい経験」と語った。(古川浩司)