SAGA2024国民スポーツ大会の会期前競技が始まり、全国から訪れた選手や応援の観客たちが、大会グッズやお土産を買い求める姿が見られる。国民体育大会(国体)から名称が変わった新しい大会。充実のラインアップで盛り上げる。
県産品を扱う佐賀工房(佐賀市、吉原成子社長)は、県の認可を受けて関連商品を販売する。売れ筋は左胸に大会ロゴが入ったTシャツ(3500円)。サイズはS~LLで、赤・オレンジ・青・緑・紫の5色を展開する。マフラータオル、フェイスタオル(各2500円)は黒を加えた6色がある。
お土産では大会ロゴプリントクッキー(14枚入り650円)や丸ぼうろ(1個120円、20個入り2400円)をはじめ、チョコ餅(10個入り330円)や焦がしバターワッフルクッキー(12枚入り810円)がある。パッケージは競技のピクトグラムがプリントされたオリジナルデザインとなっている。
商品は佐賀市文化会館で開かれている「おもてなし広場」のほか、さがバルーンミュージアム、佐賀空港、佐賀駅などで販売している。吉原社長は「一緒に大会に参加したいという思いで『全力応援』を掲げている。県内外の人たちが佐賀をもっと好きになるきっかけになれば」と話す。
県では昨年から公式グッズを販売、Tシャツやタオルのほか、大会ロゴ入りのオリジナルサコッシュ(500円)、コットンバッグ(500円)などの観戦に便利な商品も取りそろえる。県庁地下1階やコムボックス佐賀駅前の「SAGA MADO」、県内の一部コンビニエンスストアやオンラインショップなどで購入できる。担当者は「県や企業の商品をきっかけに大会へ興味を持ってもらい、県全体で盛り上がってほしい」と期待する。グッズの売り上げの一部は大会の準備や運営に活用される。(上田遊知)