7月に大阪市で開かれた全国中学生なぎなた大会で、団体3位の成績を収めました。全国でもトップレベルの子どもたちが通う同クラブは、29年前に「鹿島なぎなたクラブ」として発足し、9年前に嬉野に拠点を移して活動しています。
嬉野市や近隣の小中学生15人が、市社会文化会館リバティで週2回の練習に励んでいます。上級生が下級生に技や道具の扱い方などを教え、みんなで上達することが伝統になっています。
10月12~14日に佐賀国スポのなぎなた競技が嬉野市であり、クラブ出身の先輩が県代表で出場するため、練習に熱が入ります。特に上級生は国スポ強化選手の練習にも参加し力をつけています。
キャプテンの北和佳乃(わかの)さん(武雄青陵中3年)は「来年3月の若獅子旗で団体優勝し、個人でも昨年の3位以上の結果を残したい」と意気込んでいます。
(地域リポーター・副島花=嬉野市)