多くの地域住民が楽しんだ志田病院の夏祭り=鹿島市中村の同病院

 鹿島市の志田病院(志田知之理事長)は8月31日、同院駐車場で恒例の夏祭りを開催した。入院患者や地域住民に楽しんでもらおうと始め、今年で20回目。住民にもすっかり定着しており、多くの人が夏休み最後のイベントを楽しんだ。

 病院や介護施設など系列の職員ら150人が運営に携わり、診療科や施設別に飲食の屋台など15店を出店した。ステージでは、保育所めぐみ園の年長児13人による和太鼓演奏をはじめ、日本舞踊やフラダンスなどで盛り上がった。志田理事長ら病院スタッフでつくるバンドのライブもあった。

 志田理事長は「最初は病院の屋上でほそぼそと開いていたが、今では地域の皆さんが楽しみにしてくれる祭りになった」と20回の歴史を振り返った。(市原康史)