上峰町の武広勇平町長(45)は3日、定例町議会の一般質問で、来春の任期満了(3月21日)に伴う町長選について「今現在、町政に全力を注いでいる」と述べ、出馬するかどうかについて明言を避けた。
出馬の意向を問われた武広町長は、防災や農業など町政にはさまざまな課題が山積しているとした上で、「町民が最も関心を寄せているのが中心市街地の再開発事業。私が今集中しなければならないのは町民の関心事に全力で力を注いでいくこと」と答弁した。
武広町長は、2009年の町長選で29歳で初当選し、当時の全国最年少首長となった。現在4期目。町長選を巡っては、今のところ立候補を表明した人はいない。(井手一希)