日本画家の大串亮平さん(47)とアーティストの立石覚さん(41)=いずれも佐賀市=が31日から、小城市三日月町のルームデザインファクトリーでTシャツ展を開く。S~XLサイズの「着るアート」約60枚を展示販売する。9月2日まで。
大串さんは猫のキャラクターや手書きの金魚をあしらったTシャツを並べる。シルクスクリーンで刷ったサイケデリックな絵柄も存在感を放つ。立石さんはバルーンが浮かぶ空や有明海の写真、脱色してつくった模様のシックなTシャツ、骸骨柄の手ぬぐいも販売する。
初日は正午から、Tシャツに絵を描くワークショップを実施する。参加費はTシャツ1枚と材料費込みで1500円(Tシャツ持参は千円)。2人の指導で、布用の絵の具を使って絵を描く。
同店は1913(大正2)年に建てられた古民家に、家具や雑貨などを並べてライフスタイルを提案している。立石さんは「生活を楽しくするTシャツで、夏の終わりに思い出をつくってほしい」と呼びかける。問い合わせは同店、電話0952(72)7008。(花木芙美)