SUPレースに挑む親子=唐津市浜玉町の浜崎海岸

 唐津市浜玉町の浜崎海岸で24日、第1回親子SUPレース大会が開かれた。海上をゆったりと進むSUPのイメージと違い、懸命にパドルをこいで真剣勝負。親子で夏の思い出をつくった。

 唐津東商工会青年部(溝田健一郎部長)が、子どもに唐津の海への興味関心を持ってもらい、親子の絆を深めてもらおうと初めて企画した。市内外から20組が参加した。

 砂浜から約15メートル先のブイを回って浜に戻るコースで競った。5組ずつで予選を戦うなどし、ターンに手間取る親子もいた。初代王者には地元の渕上俊介さん(45)、碧さん(9)親子が輝いた。

 家族4人で参加し、長女の環菜さん(7)と組んだ神埼市の石丸大城(ひろき)さん(37)は「マリンスポーツになじみがなく、SUPは初めてだったけど、アットホームなイベントで楽しめた」と笑顔を見せた。(宮﨑勝)