九州新幹線長崎ルート新鳥栖-武雄温泉の整備方針に関し、JR九州の古宮洋二社長は22日の定例会見で、佐賀県の山口祥義知事が提起していた県とJR九州の2者での意見交換について「話が出たことは新聞報道で知っているが、それ以降(県から)アプローチは受けていない」と述べた。

 意見交換については、5月に佐賀、長崎両県とJR九州の地元3者のトップが初めて集まり、それぞれが問題意識を示した。