核兵器廃絶と戦争のない世界への願いを込めた「平和コンサート」が25日午後2時から、小城市小城町の小城保健福祉センター桜楽館で開かれる。戦後79年がたった今も、世界ではロシアによるウクライナ侵攻、イスラエルとイスラム組織ハマスとの戦闘など戦火は絶えず、若者の活動を通して平和の尊さを考える。入場無料。
鹿島高在学時に第23代高校生平和大使を務めた川﨑花笑さん(広島市立大3年)が、核兵器廃絶を訴える署名など大使の活動を紹介し、平和への思いを話す。コンサートでは小城高吹奏楽部・合唱部が坂本九さんの曲などを披露する。
小城市勤労者福祉協議会(諸泉定次会長)と民主教育をすすめる小城・多久地区会議、小城・多久地区平和運動センターが主催する。諸泉さんは「若い人たちの活動を特に同世代の人に知ってもらい、一人でも多くの人に思いが広がれば」と話す。問い合わせは諸泉さん、電話090(2711)0618。(古川浩司)