伊万里市南波多町のフルーツ観光農園が20日、開園した。農家が大事に育て、太陽の恵みで甘くなったナシやブドウの収穫が楽しめる。9月30日まで。
地元の生産者グループが町内6カ所で経営している。今年は梅雨明け後に晴天が続いてナシ、ブドウとも甘さが増し、代表の筒井幸俊さん(77)は「甘さも大きさも上等。もぎたてはさらにおいしいですよ」と来園を呼びかける。
入場無料で、収穫したフルーツは量り売りする。ナシ(豊水、あきづき、新高)は1キロ600円から。ブドウは巨峰が1キロ1500円から、シャインマスカットは1キロ2千円からになる。
期間中は悪天候時を除いて無休で、開園は午前9時~午後5時。問い合わせは道の駅伊万里ふるさと村、電話0955(24)2252。(青木宏文)