スタッフにアドバイスをもらいながら、プログラミング作品の制作を進める親子連れ=佐賀市の佐賀新聞社

 小学生と保護者が一緒にプログラミングの基本を学ぶイベントが18日、佐賀市の佐賀新聞社で開かれた。12月開催の「さがプログラミングアワード2024」(佐賀新聞社主催、公共デザインイニシアティブ共催、学映システム特別協賛)に向け、作品制作に取り組んだ。

 作品制作を通してプログラミングを学ぶ「チャレンジデー」の2回目で、親子約40組が参加した。低学年は「みらいの“あったらいいな”」、高学年は「わたしが作る、未来の世界」をテーマに、各自が制作した作品を持ち寄った。

 「メッセージはどう打つのか」「場面展開でのキャラクターの動き方が分からない」など参加者からの質問に、スタッフが操作方法を指導し、アドバイスしていた。

 赤松小1年の山元瑛麻(えま)さんは、注射が怖くならないグミや痛くならないジュースを販売する「なんでも屋」に病気の友人が訪れるストーリーを3日間かけて制作。「水槽の魚の絵や、店の看板の字を自分で描くのが楽しかった」と完成を喜んでいた。

 アワードの作品募集期間は9月16日~10月3日。一次審査を経て、本選を12月22日に佐賀市で開催する。問い合わせは事務局の佐賀新聞プランニング、電話0952(28)2151。(樋口絢乃)