協定書に署名した實松尊徳神埼市長(右)とサガン・ドリームスの小柳智之社長=鳥栖市の駅前不動産スタジアム

 神埼市とサッカー・J1サガン鳥栖は11日、交流宣言に基づく連携協定を締結した。スポーツを通じた地域活性化、市民の健康増進などを目指す。

 鳥栖市の駅前不動産スタジアムで同日に行われた浦和レッズ戦の前に、締結式が行われた。神埼市の實松尊徳市長とサガン鳥栖を運営するサガン・ドリームスの小柳智之社長が協定書に署名した。サガン鳥栖からはJリーグの公式球、神埼市からは特産品の詰め合わせを記念品として贈った。

 ホーム戦開催日の駐車場の提供やサガン鳥栖関係者のイベント参加などですでに交流しており、實松市長は「取り組みをよりステップアップさせることができる」と協定の狙いを説明した。小柳社長は「同じ方向を向いて、神埼市が笑顔あふれる街になることを願う」と関係がさらに深まることを期待する。

(中村健人)