HOME 佐賀県のニュース 行政・社会 <戦後79年さが>後世に残す 語らなかった人の分まで 引き揚げの記憶、知ってほしい 思いをつなぐ~戦後79年目の遺族会(3) 2024/08/12 23:35 丸山美陽 弟のため、1本でも多くと薪(まき)を拾い集めた。兄が付けたマッチの火は炎となって棺(ひつぎ)を燃やし、そこから「姉ちゃん」と呼ぶ声が聞こえるようだった。 7月23日、佐賀市の佐賀清和中で開かれた平和集会。多久市の坂口康子さん(87)は、幼い弟を2人の兄と河原で火葬した体験を切々と語った。当時8歳。 佐賀新聞電子版への会員登録・ログイン この記事を見るには、佐賀新聞電子版への登録が必要です。 紙面購読されている方はダブルコースを、それ以外の方は単独コースをお申し込みください 新規申し込み ログイン 佐賀新聞電子版のご利用方法はこちら ほかにもこんな記事 2024/8/12 <戦後79年さが>平和教育 戦争伝える大切な場 教員間で… 2024/8/10 <戦後79年さが>遺族会の語り部活動 高齢化、会員減に危… 2024/8/9 <戦後79年さが>被爆者手帳所持549人 佐賀県内の平均… 2024/8/9 <戦後79年さが>被爆2世、記憶の継承模索 佐賀県内被爆…