
―自己紹介をお願いします
リトアニア出身で、リトアニア代表も経験しています。小さい頃からサッカーが大好きで、日本でプレーする機会をもらえてすごくうれしい! Jリーグ初のリトアニア人選手という立場も、とても光栄に思っています。
みんなからは「ヴィキ」と呼ばれます。オープンな性格で、コミュニケーションを取るのが好き。ただこれまでは英語・リトアニア語・イタリア語が中心で、日本語は話せないので、今はちょっと大変です。映画「ロスト・イン・トランスレーション」※の中に迷い込んだみたい(笑)。
※異国の街・東京で戸惑うアメリカ人男女が偶然知り合い、心の交流を重ねる物語。2004年公開
─日本の第一印象
最近まで住んでいたギリシャと比べると何もかもが違います。日本に来てまず思ったのは、美しい国だってこと。特に日本の方々の礼儀や行儀の良さにはとても感銘を受けました。それから、気温はそんなに変わらないけど、湿度に驚きましたね。ここまでむしむししているとは。
─暮らしはじめて
今は身の回りの全てのことが新しくて、なんとか環境に慣れようとしている段階。スタッフや選手とも徐々にコミュニケーションを図っています。日本の生活や文化にもっと慣れていきたいですね。
日本食は世界的に有名で、ラーメンやすしは食べたことがありました。こっちに来てからの食事も全部おいしいです。一番のお気に入りはメロンパン! いつか食べてみたいのは和牛です。
─家族や子育てについて
妻、4歳の娘、もうすぐ3歳になる息子がいます。ビザの関係で自分だけ先に日本に来て、家族を待っている状況。「家族のビザを早く出してほしいです」と書いてください(笑)。
子どもたちとは互いに理解し合うような関係を心がけています。子どもを尊重し、過干渉にならずに自由を与えて、自分でいろいろな選択をさせたい。そしてしっかりと愛情を伝える親でありたいですね。
─オフの過ごし方
今はちょっと難しいですが、休日は家族と過ごす時間がほとんどです。早く子どもたちの成長を見守りたい…。
現在は日本の生活をどう楽しむか、を模索中です。趣味は読書で、村上春樹や三島由紀夫など日本作家の英語版小説も読みましたよ! 日本の歴史や宗教にも興味があります。
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