古湯・熊の川温泉がある佐賀市北部の活性化に取り組む「佐賀ふるくま賑(にぎ)わい推進協議会」(田篭正廣会長)は、「ふるくま青少年・ファミリー短歌コンクール」を開催している。市内の小中高校に通う子どもたちとその家族の短歌を募集している。9月9日まで。

 本人が制作した短歌を募るジュニア部門と、家族と一緒につくった作品を募集するファミリー部門がある。昨年初めて開き、計596首の応募があった。

 テーマは自由で、副テーマとして「温泉」「お風呂」「家族」を設けた。今年から、短歌出前講座も実施する。学校への訪問講座と、DVDの送付がある。

 作品はウェブサイトから応募する。各部門の最優秀賞1首に1万円分、優秀賞3首に5千円分の図書カードを贈る。

 事務長を務める笹沢左保記念館の島ノ江修治館長(78)は「文字離れを食い止めるとともに、家族間のコミュニケーションにも活用して」と呼びかける。問い合わせは島ノ江さん、電話090(5287)8431。(花木芙美)

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