【男子】佐賀東は強度の高い守りから素早い攻めを展開し、3点シュートを軸にした攻撃で全国に挑む。
例年に比べ、180~190センチ台の選手が多く、力強いリバウンドに期待がかかる。新人戦後にけがから復帰した193センチの柿本がチームの大黒柱。183センチの筒井は技術が高く、外からの3点シュートも期待でき、大型選手と対峙(たいじ)した時に突破口を開く攻めに注目が集まる。主将の米倉は勝負強さとゲームメーク力がある。3大会ぶりの全国総体で4強入りを目指す。
【女子】佐賀北が出場する。現在の3年生が入学して以降、全国大会出場を逃してきたが、県総体決勝リーグでライバルの佐賀清和に競り勝ち、3大会ぶりに全国大会へ駒を進めた。
脚力を生かした素早い攻守の切り替えから数的優位の攻撃を目指す。40分間を通した厳しい守りをしながらも、ファウル数などを意識し、試合運びで優位に立つ。身長171センチの主将・田中は体幹の強さでゴール下のリバウンド争いで支える。攻守の鍵を握るのは鋭いドリブルや突破が持ち味で得点源の山田。視野も広く、味方を生かしたパスで相手の守りに的を絞らせない。全国2勝を意気込む。