交通安全や防犯を呼びかけるチラシを配る石本愛さん（右）=有田町のマックスバリュ有田店 画像を拡大する

交通安全や防犯を呼びかけるチラシを配る石本愛さん（右）=有田町のマックスバリュ有田店

　19日まで実施されている夏の交通安全県民運動で、一日署長が各警察署で任命された。高校生やスポーツ選手、地元出身のタレントが、制服姿で交通安全や詐欺被害防止を呼びかけた。

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　伊万里署では10日、伊万里市出身のタレント石本愛さんが一日署長を担った。管内の商業施設でチラシを配ったり、店内放送をしたりして交通安全と詐欺被害の防止を訴えた。

　同署で南谷新署長から委嘱状を受け取り、「一人でも多くの方の心に届くような広報活動を行います」と意気込みを語った。マックスバリュ伊万里駅前店（伊万里市）と同有田店（有田町）で、車の安全運転や詐欺事件への警戒を呼びかけるチラシを配った。

　県内で今年発生した10件の交通死亡事故のうち、4件が同署管内で起きており、同署は啓発や取り締まりを強化している。（青木宏文）