佐賀県と佐賀市は10月開催のSAGA2024(国民スポーツ、全国障害者スポーツ大会)に合わせ、佐賀駅バスセンターから大会メイン会場のSAGAサンライズパークの区間で自動運転バスを運行する。前年とほぼ同じ区間での実証実験。前回が一部を手動で操作する「レベル2」だったのに対し、今回は特定条件下で運転手が不要になる「レベル4」相当を一部区間に導入する。今後、実証を重ねて2027年度の運用開始を目指す。
国は自動運転のレベルを5段階で定義する。前回はハンドル操作やアクセル、ブレーキを自動化したレベル2で走行。路肩に止まった車を避ける場合などは同乗する運転手が操作した。ルートは直線のみで、専用のバス停を3カ所設けた。