唐津市は4日、市主催のイベント参加者10人に対し、他の参加者のアドレスが見られる状態でメールを送信するミスがあったと発表した。市は10人にそれぞれメールと電話で謝罪し、削除を依頼した。

 市移住定住促進課によると、4日朝、婚活イベントの参加者全員にメールを送信する際、アドレスが他の受信者から見えないようにする「Bcc」欄を使うべきところを、誤って他の宛先も分かる「To」欄を使ったという。

 受信者1人から返信されたメールが、全員のアドレスが見える状態だったことからミスに気付いた。今後は複数人で送信設定を確認することを徹底、再発防止に当たるという。

 畔田嘉陽課長は「本来は参加者同士で連絡先を交換するところ、開催前にこのような事案が発生したことを大変申し訳なく、重く受け止めている」とした。(松岡蒼大)