活動を始めて20年になる唐津の演劇集団「響」

 唐津を拠点に活動を始めて20年になる演劇集団「響」は、個性豊かなメンバーばかり。舞台劇はもとより、映画に出演したり、人形劇をやったりと引っ張りだこです。この日は、昨年入ったばかりのあんじゅさん(12)を中心に、発声練習のため唐津市のコミュニティーセンターに集まりました。2代目団長の唐雅賢さん(58)は、来春に県立美術館ホールで上演される「12人の怒れる男」に出演します。

(地域リポーター・小島起代世=唐津市)

 

 唐雅 賢さん(58)

 来年3月1、2日に佐賀での舞台に出演するために今、稽古に入っています。皆さん、ぜひ見に来てください。

 

 SADAさん(65)

 演劇が元々好きで市民劇をやっていました。小学校の頃から自分で劇をつくったり演出をしたりしていました。

 

 北口 秀彦さん(25)

 3歳くらいから高校3年の頃まで、親に連れられ、あちこちの舞台を見に行っていました。今は演じる側です。

 

 北口 冨子さん(68)

 初代の団長。唐津で芝居ができると思っていなかったのでうれしいです。今はラジオ劇などの方言指導をしています。

 

 高橋 笑みさん(38)

 中学2年の時、市民劇に出演したのがスタート。今春、映画「土のひと風のひと」では主役に抜てきされました。

 

 あんじゅさん(12)

 デビューは昨年の10月です。笑みさんに誘われ、「やってみたい!」と思って始めました。とっても楽しいです。