第106回全国高校野球選手権佐賀大会が7月6日、佐賀市のさがみどりの森球場で開幕する。シード校を中心に36校が夏の甲子園出場を懸けて熱戦を繰り広げる。大会を前に各チームを紹介する。

（メンバー表は左からポジション、名前、学年、投打、出身中学。◎は主将）

安東明将

　どんな投手と対戦しても打ち勝つ。打力のある選手が並び、機動力も使い、大量点を狙う。状況に応じたバッティングができる4番山元が鍵を握る。

　主戦は右腕の安東=写真。打たせて取るタイプで、冬を越えて一球一球の精度が上がった。力のある1年投手の野田、藤田が加入し、チームの活性化につながっている。

　初戦は有田工。昨秋の大会で接戦で敗れた相手で、「紙一重の戦いになると思う」（古賀監督）とシード校を破って波に乗る。（宮﨑勝）

牛草元太主将

　緊張もあるけどそれ以上に楽しみがある。攻撃力は元々あるチームで、課題の守備もよくなってきた。選手同士の話し合いをより充実させ、試合に臨む最高の準備をしていきたい。個人的には４番なので勝利に直結するバッティングをしたい。

■選手名簿