今年も“熱い基山の夏”がやってきます。7月20日に開催される「きのくに祭り」は、JR基山駅前から基山モール商店街の道路が歩行者天国になり、ステージイベントや出店、飲食を楽しむ多くの人でにぎわいます。
コロナ禍で2年間休止していましたが、一昨年から復活し、今年で37回目になります。夏休みが始まる週の土曜に開催され、子どもから大人まで盛り上がります。
子どもみこしなど500人以上が歩道を練り歩くパレードを皮切りに、ステージでは大興奮の餅まきをはじめ、基山町ふるさと大使「どぶろっく」のお笑いライブや初参戦「サカナマン」の戦隊ショーなどイベントが盛りだくさんです。
また、毎年熱戦が繰り広げられる大判将棋や、SAGA2024国スポ・全障スポの卓球競技にちなんだ卓球体験会などがあります。
1988年、商工会や農協、青年団などで独自で行っていた夏祭りを一つにして、新旧町民の融和親睦の場として地域発展に貢献することを願って始まりました。思いを受け継ぎ、町民の手で作り上げています。
「きのくに音頭」や「きやまブギ」などを踊る「町民総踊り」で祭りの熱気は最高潮に達し、見物人も巻き込んで大きな輪になって締めくくります。
“基山の熱い夏”きのくに祭りをお楽しみに!
絵・錦織瑞穂=青空アトリエみやき教室講師
文・平山公子=基山町観光協会