唐津市の馬渡島で歴史調査と韓国語学習を終え、港を離れる韓国文化系列の生徒さん

 玄海町の一部の地域では兄弟のような大切な人を「チング」と称します。韓国語では「友達」です。今も年配の方の会話では時折耳にし、さまざまな時代背景があると思いますが、海を渡る交流があった証しです。

 美しい仮屋湾沿いにある唐津青翔高校。総合学科の中に全国でも珍しい「韓国文化系列」があり、近隣の名護屋城博物館と連携し韓国文化や韓国語を学べます。生徒さんの会話レベルもたいしたもので、歴史が今につながるロマンも感じます。

 青翔高校では昨年から「地域みらい留学」で全国から生徒さんを募集しています。地域を超えて「チング」と出会える青春、そして“唯一無二の学び″がこの町に! 7月30日にはオープンキャンパスがありますよ~。

(玄海町みんなの地域商社・奥村奈津子)

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