神埼市長選に初当選し、当選証書を受け取る實松尊徳氏(左)=神埼市役所

 28日に投開票された神埼市長選の当選証書授与式が29日、市役所であり、初当選した實松尊徳氏(57)に市選挙管理委員会から当選証書が渡された。

 志岐正博市選管委員長は「市長の辞職に伴う異例の選挙となったが、皆さまのご協力により、無事に終えることができた。市政を前に進め、市のさらなる発展に尽力してほしい」とあいさつした。

 實松氏は「まずは信頼回復に向けて、再発防止に努め、市の予算や人事など停滞している状況を進めるため、職員と一緒に取り組む」と話し、「現場に出向いてしっかりと市民の声を聞きながら、神埼市政を進め、盛り上げていきたい」と抱負を語った。

 市議補選(被選挙数1)に当選した元職の吉田守氏(69)にも当選証書が手渡された。(樋口絢乃)