西九州大(神埼市など)、同大短大部(佐賀市)と、道の駅山内(武雄市山内町)を運営する一般社団法人黒髪の里が17日、地場産品を活用した商品開発に取り組む連携協定を結んだ。同大健康栄養学部の学生らが、黒米などを使った新たな商品作りを行っていく。
同大佐賀キャンパスで行われた式典で、同法人の杉原豊喜代表理事が「農産物販売だけでなく、それを生かした商品開発を目指していきたい」とあいさつ。福元裕二学長が「教育の充実、地域貢献につなげるためにも、協力させていただきたい」と話した。
今後、学生らは1年間を通して商品開発に取り組んでいく。同大ではこれまでに、神埼市の特産品「和菱わびし」のハンドクリームなどを手がけている。授業を担当する安田みどり教授は、「機能性なども研究し、商品の付加価値を高めたい」と話した。(福本真理)