陸上自衛隊目達原駐屯地(吉野ヶ里町)に駐留している陸自輸送機オスプレイ1機に関し、防衛省は19日にも飛行再開する方針を固めた。佐賀県など関係自治体に12日に説明する日程で調整している。11日、複数の関係者が明らかにした。
昨年11月29日に鹿児島県・屋久島沖で発生した米空軍オスプレイの墜落事故後、陸自機を含む全機が飛行停止になったことを受け、目達原駐屯地に飛来していた1機はそのまま留め置かれていた。3月14日以降、木更津駐屯地の機体から順次、飛行再開していた。
佐賀県は、目達原に駐留している機体に関し、飛行再開前に事前説明するよう九州防衛局に求めていた。(取材班)