春の新聞週間(6~12日)に合わせ、佐賀新聞社など新聞社6社と販売店でつくる佐賀県支部新聞公正取引協議会は10日、佐賀市のモラージュ佐賀で試読紙を配った。若い世代や子どもたちに新聞に親しんでもらおうと、買い物客に試読を勧めた。
佐賀、西日本、日本経済、読売、毎日、朝日の6紙を計240部用意し、読み比べができるよう2紙をセットにして配布。各紙のPRパンフレットとともに家族連れなどに手渡した。
試読紙を受け取った佐賀市の川島絵利香さん(45)は「新聞は関心がある、なしに関わらず情報が入り、次々に読みたくなる。何かしらの学びがあるので子どもにも読ませたい」と語った。息子の蒼宙(そら)君(12)は「家に置いてあったら読むと思う。これを機に挑戦してみる」と関心を寄せた。
同協議会の野田豊事務局長(68)は「世の中の流れを網羅的に見るためにも、継続して新聞を読んでほしい」と話した。(松尾綺子)