日本環境テクノ(佐賀市、小室光春社長)は19日午後1時から、佐賀市の農林業の現場などで省力化や省人化に活用できる最新ドローンのデモ飛行会を開く。佐賀市大和町のミカン畑で農薬の散布や苗木の運搬を実演する。見学は無料で、参加者を募集している。

 ドローン世界トップシェアのDJI(中国)が昨年発売した産業用ドローンなど2種がデモ飛行する。農業用ドローンは、測量した土地データを基に自動飛行し、ミカン畑のような斜面でも満遍なく農薬を散布できる。輸送用ドローンは、ウインチやワイヤーを用いて荷重40キロまで運搬可能で、苗木の輸送を省力化する。

 申し込みは不要。見学希望者は、佐賀市大和町久留間の男女神社に車で集合し、付近のミカン畑へ移動する。問い合わせは同社の小室社長、電話0952(37)7925。(小島発樹)