地域の安全・安心のため、日々活動している消防団。県内20市町で活躍する若手団員に、入団のきっかけややりがいなどをお聞きします。今回は有田町消防団第3分団第1部 清水康雅さん(26)です。
なにもかもが新鮮で 地域を守る活動に誇り
有田町消防団第3分団第1部 清水 康雅さん(26)

消防団には2023年4月に入りました。実は父も消防団員で、父の退団に合わせて入団を考えていました。先輩団員から「30代の団員がいないので、即戦力になってほしい」と言われ、迷わず入団を即決しました。
所属する第3分団第1部は、団員数が26人と比較的所帯が大きく、旧西有田町内では人口が集中している蔵宿地区と山手の上内野・下内野地区を管轄しています。
入団して1年に満たないこともあり、火災現場を経験していません。23年に開かれた夏季訓練も参加できなかったので、毎月1回の器具類の点検やポンプ操法について、先輩からのアドバイスに耳を傾け、常に有事に備えています。
実践的な消防活動は。まだ先になると思いますが、地域にとって消防団が不可欠な存在だと、次第に分かるようになりました。地区の夏祭りや運動会などの催しの実施にあたり、常に中心となるのは消防団員です。消防団活動は有事での住民の生命や財産を守るのはもちろんですが、地域の行事や活動の担い手という側面もあり、若い世代はぜひ消防団に入ってほしいですね!
ふだんの私
愛車のバイク褒められ鼻高々

有田町役場の農林課に配属されています。捕獲されたイノシシなど有害鳥獣駆除の事務を担当しています。町内のイノシシ被害は本当に深刻です。趣味はバイクのツーリングです。3年前1976年製造のハーレーショベルヘッドを購入しました。ツーリングの休憩中、初老の男性が見に来て「いいバイクだね」と褒めてくれ、鼻高々ですね!
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