米軍と陸上自衛隊の輸送機オスプレイが14日以降に飛行再開するのを前に、九州防衛局幹部は13日、佐賀県庁と佐賀市役所を訪れ、飛行再開について説明した。県や市は米軍機の事故原因や安全対策について引き続き説明するよう要請したほか、目達原駐屯地(吉野ヶ里町)に駐機している陸自機1機が飛行する際は事前に報告するよう求めた。
九州防衛局の江原康雄局長が、県と市を訪れた。複数の関係者によると、陸自機を含む国内のオスプレイの段階的な運用再開について報告したという。事故再発防止のための安全対策として示された整備や教育を行うことや、14日以降、準備が整った機体から順次飛行再開する方針を伝えた。