上峰町は7日、126億9602万円の2024年度一般会計当初予算案を発表した。前年度当初比19・7%減で、歳入のふるさと納税寄付金を前年度当初から20億円減の40億円と見込んだことが減額の要因。昨年、返礼品の産地偽装が相次いで発覚し、町の担当者は「影響が計り知れないため、例年の寄付額に戻した」としている。8日開会の定例町議会に提出する。
当初予算のふるさと納税寄付金に関して、22年度までは6年連続で40億円を見込んできたが、23年度は寄付の増加により当初予算では過去最高の60億円としていた。24年度は産地偽装問題の影響を考慮し40億円を見込む。「町の事業に影響はない」としている。